なんでこいつ、顔かっこよくねぇのにこんな可愛い子と歩いてんだよ!爆発しろ!!

心構え
ともひろ
ともひろ

こんにちは、ともひろです。

なんでこいつ、顔かっこよくねぇのにこんな可愛い子と歩いてんだよ!爆発しろ!!

 

これは、僕が大学生で友達も彼女もいなくて、こじらせまくっていた頃のストーリーである。

 

新宿駅を一人で歩いていた時だ。

生足が綺麗で顔も可愛い女の子が、

服もダサくて顔もブサイクな男と歩いている光景を、目にしてしまった。

 

僕は興味のないフリをして、その2人とすれ違った。

 

なんだったんだ今のは。

 

男の方、めっちゃブサイクだったよな。

なのになんであんな可愛い子と歩いてんだよ!!

爆発しろや。

 

なんでだ?

 

金か?

嗚呼、金か。どうせ金持ちなんだなあの男は。

 

ハハ、金の力で女に好かれて、空しい男だな。

 

とか言っちゃってる自分は?

↑彼女いない歴=年齢の冴えない大学生である。それが僕です。

 

はあ・・・しかし。

俺にはどうせ無理なんだろうな。彼女なんて。

 

嗚呼、中学の同級生のあの子。めっちゃ可愛かったなあ・・・。

 

中学のころ、デパートのゲーム売り場でばったり会って、

「ともひろくーん!」とか言って話しかけてきたっけ。

 

俺は頭ボサボサでお母さん達と買い物に来ていて油断してたから、

急に現れた天使におどおどしてしまって、

「あ、あ、あ」とか言ってまともにしゃべれなかったな。

 

どうせ俺のことなんて、ただのクラスメートとしか見てないだろうけどさ。

あんな笑顔で話しかけてきてさ。

 

こっちは溜まったもんじゃないんだよ。傷つくんだよ。その笑顔が。

 

どうせ俺のことなんかなんとも思ってないんだろ?

ならそんな笑顔でとことこ寄ってくんじゃねぇよ。

 

嗚呼、可愛いっていいよな。

生きてるだけで人に好かれて、もう人生イージーモードじゃねえかよ。

 

嗚呼、もっとイケメンに生まれていればあんな子を彼女にできたんだろうか。

「キャーともひろくんかっこいー」

とか言われてみたかったよ。

 

あー羨ましい。

そうさ。俺は羨ましいかったのだ。

 

道を歩いているブサイク男はどうせ金があるんだな!金で解決なんて、寂しい男だ。

とか思ってるフリして、本当は羨ましいのだ。

 

口には出せないけど、本当は内心、羨ましくて仕方がないのだ。

 

だって、そんな僕が「童貞 彼女 作る方法」

と、血眼になってグーグルの検索窓に入れまくっていたのだから。

 

「いやー俺、女の子とか興味ないんだよね~」っていうキャラクターで通してたから、

この悩みを誰にも言えず、一人こそこそと、欲望のままに、グーグル先生に聞いている自分がいた。

 

希望が欲しかった。

 

こんな俺でも、彼女の一人や二人、作って、

クリスマスにプレゼントを交換したい。

一緒に映画見たい。

一緒にスポーツがしたい。

一緒にポケモンがしたい・・・。

 

毎日毎日、それだけを考えるようになった。

 

そして・・・

僕は運よくネットで「モテる方法」を学んだ。

わけもわからない胡散臭い15万円の恋愛塾に手を出したのだ。

 

恋愛塾には入ったけど、最初は胡散臭さが抜けなかった僕。

 

その塾では定期的にセミナーが開かれていた。

でも、僕は怖くてセミナーには行けずにいた。

でも、そろそろ俺も、一歩踏み出さなければならない。

 

僕はそのセミナーに次こそ行ってみようと決意した。

 

そんな胡散臭い塾の生徒たちに合うのは怖かったけど、

お母さんが買ってくれた冴えない服で、僕は出掛けた。

 

新宿のある所に、その会場はあった。

 

一見普通のビル。

恐る恐る階段を上る。

 

どうやらセミナールームらしい。

おそるおそる、ドアを開けた。

 

そこに広がっていたのは・・・

 

「あ、僕この後デートあるんすけど、ゲットできそうですわwもう手つなぎは済ませたんで、あとはキスしてゲットだけっすねw」

「この辺って、ラブホに近いオススメのバーあります?」

 

な、なんだこの連中は!!

や、ヤバい。なんかみんなモテそう・・・

俺なんかが出る幕じゃなかったかも・・・

 

そう思った。

しかし・・・セミナーが終わった時、あるモテそうな生徒から、こんな声がかかった。

「じゃあ、この後時間ある人はカフェで色々話しませんかー?」

と。

僕は勇気を振り絞った。

 

モテるためには、モテている人とつるむのが一番早いと、誰かが言っていた。

だから、それを実践してみようと思ったのだ。

 

「あ、あの、僕もカフェ行きます!」

 

こうして、僕ら一行は、セミナールームのすぐ近くのドトールに向かった。

 

その、あまりにモテそうな生徒らは、僕に話しかけてきた。

「ねえ、ともひろくんは、今恋愛活動どんな感じなの?」

「あ、あ、えーと、バイトの子がかわいくて、その子を狙ってます」

「へえ、そうなんだ!」

 

こうして、僕には友達ができた。

理想の彼女を作るという、志の一致した、確かな仲間が。

 

そして、その僕の仲間たちは、次々と成果を出していったのだ。

 

その塾の生徒には、最初からモテている人が目立っていただけで、

僕のようにコンプレックスを抱えながら

真面目に恋愛を頑張っていた男性たちがいたのです。

 

ハゲてしまっているある40代の男性は、ある日こんな成果報告をしました。

 

「ペアーズで素人童貞卒業できました!

もう感無量です!

自分がハゲだからとか、そうやって卑屈になっていた頃は、全くモテなくて、風俗に通って散財し、身も心もボロボロでした。

でも、こうやってみんなと関われて、一緒に恋愛活動できて、前向きになれました。

失礼ですけど、ここはチビでもブサイクでも、頑張って彼女を作っている方々ばかりです。

俺はハゲを言い訳にして、一生孤独でいるつもりかと、俺は何をやっているんだと、ここにいる皆さんを見て自分を奮い立たせてきました。

今回彼女ができて、本当に嬉しいです。ありがとうございます!!」

 

そうやって、まるで少年のように喜び、

涙している40代の男性の方がいたのです。

 

これを聞いた瞬間、僕は自分を殴りたくなりました。

僕は、自分の甘さに気が付きました。

 

こんなに自分のコンプレックスをものともせず、

必死に頑張っている男たちを横目に、

「どうせ俺はブサイクで、草食系な見た目だし、大人しい性格だから、彼女なんてやっぱり無理だよな」

そう考えていた自分に腹が立ちました。

 

よし。わかった。もう言い訳はしない。

絶対に彼女を作ってやる。絶対にだ。

 

ハハハ、いいさ、やってやるよ。

こんなおどおどして大人しくて、

何もしゃべらなそうな冴えない男が「彼女できました!」とか言えば、みんなを見返せるに違いない。

 

よっしゃあ!みんなの希望になるならば、なんだってやってやる!!

 

中学の同級生より可愛い子を捕まえれば、こんなコンプレックスは、すべて吹っ飛ぶ気がした。

 

僕はメラメラとやる気が沸いてきた。

 

こうして僕は、ペアーズやタップル誕生、Withといったマッチングアプリで出会いを量産し、

次々と女性経験を踏んでいくのだった。

 

当時好きだった女の子より遥かに可愛い子をゲットして、

僕はモテないという恋愛コンプレックスが、消えていくこととなった。

ここから先は、本気で童貞を卒業したい人以外は見ないでください。

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