今日はいい天気ですね。
僕は今、会社の昼休みなので、会社を飛び出して、道端でブログを書いています。
このブログは誰も語りたがらない本音を書いてるので、背後に人が通るような会社やカフェでは作業に集中できないし、カフェとかは混んでるしめんどくさいからです。
それはいいとして、僕は童貞時代、自分の時間が全くなかったので、会社の昼休みを使って道端で彼女作ってました。
「社会人で時間がないから彼女できない」と思っていたのは完全に言い訳だった、というお話です。
耳が痛いかもしれませんが、それに耐えられる人は読んでください。
道端で彼女作る異端児。白い目で見られたけど気にしなかった
道端で彼女作ってたってどういうこと?
それはもう、道端でアプリやって女性とやりとりしてたということに他なりません。
何故なら僕には、全く時間がなかったからです。
普通のサラリーマンだったのですが、土日に出勤しないと怒られるという意味不明上司に発狂する毎日。
残業が当たり前なのに手取りは16万。
みんな何で我慢してるの?
と思ってました。
この話をすると止まらなくなるのでやめますが、ようは時間がなかったのです。
時間がない童貞ともひろの物語、はじまりはじまり・・・
僕は、大して面白くもない、刺激もない仕事を残業してまでやる気はなかった。
何故なら、僕は裏で、職場の人たちよりも楽しくて尊敬できる人たちと出会っていたから。
それは恋愛仲間だ。
自分のダメな見た目や会話力を言い訳にせずに、たくさんの女性に好かれ、彼女と旅行に行って、話の引き出しの多い仲間たち。
なんて楽しそうなんだろう。
会社と職場の往復で、何の刺激もなく、ゲームして2ch見てエロい画像見て可愛い!とか言ってた僕とかけ離れすぎていて、尊敬以上の何者でもなかった。
しかも、決してイケメンでもなく、話も面白いわけでもないのに、同じ世界と思えないほど生き生きしてる人たち。
だから僕も、その世界に行きたかった。
しかし僕には時間がなかった。
毎日残業、土日は出勤。
日曜とかは休めても、疲労で寝てるだけ。
もう泥沼だった。
そんな時だった。
いつでもどこでも彼女を作れるツールの存在を知ったのだ。
それがネットでいつでも女性と出会えるマッチングアプリだった。
ありがとうインターネット。
時間がない僕にぴったりだった。
マッチングアプリが引き起こした壮絶な未来
満員電車の中で合コンを開くことはできないけれど、満員電車の中でマッチングアプリを開くことはできた。
僕は恥ずかしさのかけらもなく、堂々と電車の中でアプリを開き、可愛い子とやりとりをしまくった。
昼休みには、同期の「飯どこ行く?」という誘いを断り、昼飯を抜いて、道端でアプリを開き、女性とやりとりしまくった。
彼女作るためなら、昼飯なんか無駄だ。
道端でアプリいじってたら、時々部長が歩いていて、気づかれた。
「あいつ何してんだ?道で突っ立ってw」という顔をされた。
もう、誰になんと思われようと関係ない。
やらないよりいいだろ。
俺、一生懸命やってるんだ!
妙な自信が生まれてきた。
その自信は、アプリでやりとりをする文章とか、デートした時の会話に現れた。
月に何人も新しい女の子とデートする童貞人間が、果たしてどれくらいいるのか?
確かに俺は童貞だ。
しかし、俺はついこの間まで、なんとなく家でネットやって、なーんも変わらないつまらない人生を歩んでいただけだ。
それが今はなんだ。
気づけば女性デートしてる。
デートにも慣れてきた。
2回目のデートに来てくれた子がいた。
手を繋いでみた。
成功した。
内心舞い上がったけど、慣れてる風を装ってみた。
次に、カラオケに連れて行ってキスをしようとした。
でも恐怖が襲ってきた。
童貞にとって、キスというのはバンジージャンプを跳ぶことより怖いことだ。
しかし、僕は、嫌われることを恐れずに女性とデートしまくってきた自信が、僕の背中を押した。
キスできた。
やばい。女の子とキスしちゃった。
こんな俺が!
は??
こんな俺が??
友達いなくて部屋に閉じこもって、全ての記憶が部屋の中の出来事だった俺が??
ここまで来たのか??
キスに成功してしまった僕は、自信が頂点に達し、ラブホに堂々と連れて行って、恋愛教材で学んでおいた知識を思い出し、慣れないながらも慣れてる風を装って、服を脱がし、その子をゲットした。
感無量だった。
もう俺は、童貞ではなくなったのだ。
自分というアイデンティティが形成された気がした。
もう何も怖くなくなった。
一つ言えることは。
彼女できないのは、やってないからなのだ。
確かに最初はフラれるだろう。
ならフラれないように知識を入れて再挑戦する。
一生童貞か、そうでないかは、やるかやらないか、それだけだったのだ。
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