今日は、僕が童貞時代の話をします。
僕は恋愛を勉強し、マッチングアプリ「ペアーズ」で夜な夜な女の子とメールをし、
なんとか月に数人とデートできるようになっていました。
そして、ある年下の女性と3回目のデートに行けることになりました。
僕は確信していました。これは付き合えると。
それなのに・・・
僕はその子からのラインを無視し、自らその子との連絡を絶ってしまったのです。
付き合えたはずの女性との関係を、自ら断ち切ってしまった。
俺はドエムなのか?
どうしてそんなことをしてしまったのだろうか。
ショックと後悔の念に駆られた話をしようと思う。
結論から言ってしまえば、僕は彼女を作ることが怖かったのです。
それは童貞草食男子の僕が、ペアーズで出会ったある女性との物語です
僕が彼女を作ろうと奮起していた童貞時代の話。
マッチングアプリ「ペアーズ」で色んな子とメールのやり取りをして、デートして、っていうのを繰り返していました。
でもなかなか結果が出ていなくて、メールの返信が来なくなって凹んだり、キスをしようとしてミスって連絡が取れなくなったりして、
ショッキングな出来事が続いていたある日のことです。
僕は凝りもせずに、また別のある子と、2回目のデートをしていました。
手を繋いで、個室に連れ込んで、キスをしようとしました。
キスは拒否られました。(笑)
でも、キスをして拒否られたことをなんとか笑い話に変えて、
気まずい空気にならないように頑張りました。
で、その日は次回のデートの日付を決めて、そのまま解散しました。
あー、会ってる時に次回のデートの約束はしたけど、キス拒否られたし、これは無理かなあ・・・
と思って、次回のデートの約束の前日まで、こちらから一切ラインをしませんでした。
するとその子から「明日どうする?」とラインが飛んできたのです。
これはいける。いけるぞ。
と思いました。
キスしようとしたという事実によって、僕の下心がバレているのに、それでも次に会いたがるということは、会えばほぼ100パーセントでキスは成功するし、ゲットできます。
当時、知識としてそれを知っていた僕は、明日会えば童貞を卒業できるという確信がありました。
確信があったのに。。。
僕はそのラインを無視しました。そして、その子と二度と会うことはありませんでした。めでたしめでたし・・・
めでたくないです。殴りたいです(涙)
僕は結局、童貞を卒業するのが怖かったのだ。ビビっていたのだ。
「なんで付き合えるはずの女性の連絡を無視するんだよ。
キスしたいほどの相手だったんだろ?
だったら何故!!」
僕は何度も何度も自分を責めました。
でも結局僕は、童貞を卒業するのが怖かったんですよ。
人は成功が近づくと、恐怖が襲ってくる
人は、成功するのが怖いのです。
何を言っているか分かるでしょうか。
童貞でモテなくて、女子にはキモいと言われて見向きもされない人間だった僕が、
キスを迫ってホテルに行って、最後までやって、付き合って、水族館とかでベタなデートして最高の人生を生きている僕に変わることが怖かったのです。
人は、変化を恐れます。
変わることが嫌なのです。
常に慣れ親しんだ、いつもどーりの自分でいたいのです。
僕の場合だったら、「今まで通りのモテない自分」でいたかった。
童貞を卒業することで、幸せなのかもしれないけど、今までの自分じゃなくなってしまうのが怖い。
彼女を作って幸せになりたいのに、いざ彼女ができそうになると逃げてしまうのです。
いつも通りの自分でいた方が安全で、変化が怖いという感情は、人間の生存本能なので、だれしも持っているものです。
でも、そんな感情に支配されていたら、僕ら人間は、成長することができません。
今どんな状況に置かれていようと、「今のままで幸せなのだ」と思うことは、たしかに大事です。
「童貞さえ卒業すれば、幸せになれる」と考えるのは危険でしょう。
そういう人は童貞を卒業した後に、また次の目標が現れて、
「それを達成しさえすれば、幸せになれる」
と考えて、いつまでたっても幸せにはなれません。
しかし、今より明日、明日より明後日が、もっと幸せになるように努力することは素晴らしいことだと思うんですよ。
童貞を卒業したら、見える世界が180度変わります。
今まで夢の中でしか触れられなかった、女性というものに触れれます。
恋愛ドラマの俳優のベッドシーンに嫉妬する必要もありません。
自分で女の子と付き合って手を繋いだり、キスしちゃえばいいのですから。
僕も、付き合えたはずの子を自分から切るという馬鹿な真似をしてしまい、
しばらく自己嫌悪で死んでました。
しばらくはペアーズなんていうアプリに触る気にもなれなかった。
完全に落ち込んで、お母さんが作ったご飯ものどを通らなかった。。。w
だけど、これは新しい自分に変わる恐怖に勝てなかっただけなんだ。
少なくとも、新しい自分に変わろうとした証拠なんだ。
だから、時間はかかるかもしれないけど、ゆっくりでもいいから再度立ち上がっていこう。。
そう考えて、僕は自己嫌悪から復活しました。
諦めたらそこで終わりです。
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